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人に学ぶ第4回~カリスマインストラクター都丸律子さん~

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こんにちは。
人生に花咲きコーチYUIです。

「人に学ぶ」は、魅力あるリーダーに突撃インタビューをさせていただき、
お伝えするブログです。
成功を導き出す考え方、人との関わり方、行動など、その人が歩んできた生き方の
エッセンスを伺いながら、今を懸命に生きる私たちがよりよく生きるヒントを見つける「何か」につながればと思い、お伝えしていきます。

リーダーの定義。
大事な要素のひとつに「覚悟を決める」「自分とどうつながるか?」が挙げられると思います。
自分とうまく付き合い続けることは、リーダーとして、とても大事なことではないでしょうか?

今回、登場するのは、スポーツの世界で第一線で活躍し続けるカリスマインストラクターです。
スポーツは結果の世界。勝ち負けが明確に、その都度、現れる世界です。
常に勝負の世界では、自分とどう付き合うか、自己管理を常に求められ、常にその結果に向き合わざる負えないと思います。

エアロビクスの世界においては、クラスに何名参加しているかが存続の評価指標となります。
そうした常に人に足を向けさせ続けるために取り組むるリーダー、
カリスマエアロビクスインストラクターの都丸律子さんの話をぜひお読みください。

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都丸律子さんに、「肩書きは伺ったところ・・・
「日本体育協会公認スポーツ指導者」
「群馬県エアロビック連盟理事」
「某大手スポーツクラブサポートアドバイザー」
「全米アクアエクササイズ協会認定インストラクター」などなど、
ご本人も思い出せないくらいの様々な資格を持ち、役割を担っている方です。
直近では、「シナプソロジーアドバンスインストラクター」の資格取得など、
新たな挑戦もし続けていらっしゃいます。
また、時に聴衆の前で講演を求められたりと、ジャンルを超えて進化し続けている方です。

長年、ライフワークとして週20本のレッスンをこなし続け、時にインストラクターのオーディションの評議員を努めたり、プロ向けのエアロビ大会のリード役をこなしたりなど、華やかに第一線で活躍し続け、ファンクラブまである、魅力あふれる人です。

私も、エアロビ大好き人間でウン十年続けています。
素敵なインストラクターのレッスンもたくさん受けてきましたが、
ずっと同じ土俵で輝き続ける人は、ほとんど見当たりません。
考えるほど都丸律子さんは、突出しているインストラクターなのです。

なぜ、ずっと、続けているのか?
なぜ、唯一無二であり続けられるのか?
なぜ、人を魅了してやまないのか?

律子さんのおはなしを伺いながら、特にご自分との付き合い方、向き合い方は、とても学びになりました。

夢を現実に引き寄せたい、今、壁にぶつかっている、自信がイマイチなどなど、未来を引き寄せたい方に
ぜひ読んでいただければと思います。

 

その気にさせる人

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律子さんは、グンゼスポーツクラブ前橋前橋テルサフィットネス、前橋市民向け講座などで
常設レッスンを長年提供し続けています。
時々、雑誌に掲載されたり、なんと県対抗イベント「スポレク」では群馬県の担当監督も努めたりと
その活躍は多彩です。

佇まいは、クールで淡々としている印象ですが、会話はフレンドリーでユニーク。動きは優雅で格好良い。
相反する魅力が持ち味だなあと思っています。
例えば、レッスンの最中、ストレッチを促すときなどは、ただ「手を伸ばしてね」ではなくて、
「待って。待って~って、手を伸ばしてみて。ほ~ら、あと少し、もう少し先に好きな人がいるよ」
なんて言うのです。
意外なセリフに乗せられて、参加者は、懸命にカラダを伸ばそうとしてしまいます(笑)
ハイパフォーマンスでは、クルクル回したり、ハードに動いていっても、
ユニークでしっかりとストレッチ指導していただくおかげか、どこかが痛くなったり、故障したりしません。
そして、プログラムは、ちょっと難しいけど、出来ると楽しいので、目が離せなくなります。
律子さんの美しい動きに思わず引き込まれて、真似しているうちに
スタジオ全体がひとつの生き物みたいに、同じ動きになっていく感じです。
難易度別のクラスの目的に忠実で、かつ、参加者を引き込んでいく手腕は、
まるで、オーケストラのコンダクターみたい!と思いながら、
面白さ、優美さに毎回、引き込まれていきます。

そんな律子さんの人生の軌跡、お読みください。

 

軌跡~ 真面目で活発なお姉ちゃん

(ここからは1人称。律子さんの語りでお伝えします)

私は、前橋生まれ。長女です。兄弟は5歳下の弟がいます。
第1子で健康優良児で生まれ、近所に祖父母宅もあり、可愛がられて育ちました。
幼少時は、賑やかな家族でしたが、大人ばかりでつまらなくて、近所に子供が歩いてると、
話しかけては、友達になったりしていました。
だから弟ができた時は、とても嬉しくて、可愛くて、よく一緒に遊んでいました。

小学生低学年の頃は、遠くまで散歩に行ったり、川原や公園で時間を忘れて夢中になって遊んでしまったりで
好奇心旺盛で活発な子供だったと思います。
ドッジボールや陸上が得意で、運動は良くしていましたね。
習い事はお習字とピアノ。
お習字は8年続けましたよ。
でも、ピアノは、どうしても弾けない曲があって、なんだか気持ち良くなくてね。途中で挫折しました。
可愛い服にあこがれて、好きだったりもしました。
いろんなことをしたかったのかもね。

その後、祖父母宅が引っ越して、家族だけの生活に変わり、ライフスタイルが一変。
両親は仕事が忙しくて、運動会も授業参観もあまり来ませんでした。
親が恋しい年頃でもあり、寂しい思いも感じていました。
当時を振り返ると、こどもながら「しっかりしなければ」というい気持ちがあったのかもしれません。
とはいえ、父は、明るく、楽しい人で、寂しい思いも包み込んでくれる人でした。
父は56歳で他界。ずっと、励まし、支え続けてくれたとても良き父でした。

思春期のころは、友達とよく出かけていました。
反抗期は普通にあったなあ。明らさまに先生にも出していましたから。
まあ、素直に反抗期だったかもね(笑)
両親は、思春期は厳しかった。
門限もあって、夜、遅くは出歩けず、うっとおしいなあと、思っていました。
親のいいつけには従っていて、反抗しつつも、自分に非があると言い返せなかった。

おばあちゃんはとても優しく、常に人の心遣いを忘れない人で、私にとっては理想の女性でした。
一緒に過ごす時間のなかで本当にたくさんのことを学びました。

子供時代は、結構、気が張っていたかもしれません。
だんだん、本当の自分になっていたんじゃないかなあ。

でもね、子供の頃から決めていたことがひとつあります。

自分がしたいことを仕事にして、生きていこう。
自分が好きなことをして生きていこう、
何故か、ずっと、そう強く決めていました。

高校卒業後は保育系専門学校へ。

当時から、絶対に自分の好きなことを職業にしようと思っていました。
でも、まだ、やりたいことが決まってもいないのに、就職してはいけないと思いました。
その信念だけは、常にありましたねえ。

そこで、とりあえず、就職を回避するために、とにかく専門学校に行こうと思って、
親を承諾させるために保育学校に行きました。

そして、ピアノとの再会。
受験もあり、また習い出しましたが、この時に教えてくださった先生が素敵な人で
「この人に習うと、こんなに早く弾けるようになるんだ」と実感しました。
おかげで、とても頑張ることができて、その甲斐あって学校代表になりました。
ただ、発表の場面では、緊張してあがってしまいます。
そこで、思いました。
「実力が出しきれなくて失敗したら、そんな馬鹿らしいことはない」
そう思えるための練習と、努力を思い返し、
自分を信じようと、確信することができたのです。
結果は、緊張から解き放たれ、ミスすることなく弾けました。

それから、ジャズダンスを始めました。
親から見ると、ダンスは良いイメージがなかったので、
「学校でリトミックしてるから必要なの」と、親を欺いて説得して習いだしました(笑)。
習い出すと、とても面白くて、続けながら、仕事はピアノかダンス関係がいいなあと                  思うようになりました。

エアロビクスとの出会い

卒業後の方向性は、ダンス関係の仕事をしようと決めました。
そのころ、エアロビクスがアメリカから上陸しましたが、当時は、器械体操みたいでした。

「エアロビ、教えてみない?」という話を師事していた先生からいただいて、
本当はダンスがしたいのだけど、まあ、いいかな・・・くらいの気持ちで最初は始めました。
公民館とかサークルなどでしたが、体験してみると、あちこち出向くことが楽しくて、
自分には向いているなあと思いだしました。

ただ、いきなりスタートしてしまったために、常に手探りの連続で、
楽しかったけれど、とにかく自信がありませんでした。
私って、電化製品でも取説は読みたいタイプなのです。
読んで基本をしっかり、把握したい。
いじってわかろうというタイプではなくて、着実に分かっていじりたいタイプです。
なので、手探りのエアロビクスに、どうしたらよいのだろうと、困りましたが、
自分で何とかするしかなく、当時、都内でレッスンを受け続けて懸命に努力しました。
22,3歳頃です。

 

結婚、そして、全力で仕事を始める

そして、25歳で結婚。
家庭生活が始まってみると、家事は何もできないことがわかり、仕事をセーブして家事に取り組みました。
のめり込むタイプですので、家事もだんだん楽しくなっていきました。
そうした中、再び仕事に意識が向きだしたのは、20代後半くらいから。
そこから、仕事を再開しだしました。
その間、エアロも体操みたいな型から振り付けが主流になり、好きな方向へ変わっていったので、
資格をとったり、研修に行こうと意欲が増し、より真剣に向き合うようになっていったのです。

でも、悩む時もあります。
そんな時、仕事仲間から「○○のオーディション受けに行かない?」なんて声がかかる。
そこからまた活路が拓けていきました。

そのころ、こう思いました。
自分が望んでいると、道が拓ける。
そして、必ず叶う。
根拠はないけれど、当時も今も、信念として思っています。

そして、様々な人に師事してみて、気づいたことがあります。
一流の人に習うと、5年やってできなかったことが3ヶ月でできるようになる。
ピアノの先生もそうだったけれど、この人に習うと、こんなに早く弾けるようになるんだ、
という実体験が教訓にもなり、そういう指導者になりたいと思いました。
参加してくださった方がなるべくわかるように、体がちゃんと使えるような指導者でありたいと今も思っています。

懸命に仕事と向き合う~転機その1~

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そこからは、仕事。仕事。仕事。
仕事中心で、仕事関係以外の友人と食事に行く余裕もありませんでした。

とにかく、レッスンに来てくれて、みなさんがニコニコしているのを見ていると私も元気になる、
プラスの連鎖をどう作り出していけるのか?その繰り返し。

でも、たまには息詰まることがある、楽しくない、うまくいかなくなると、
勉強会に行ってみようかな?と思って、夢中になって、いろんなところに学びに行く。
レッスンもすごく多く、インプットもすごくしてきました。

ただ・・・
自分としては、普通なんだけど、限度があるんだと、ある時、思い知るのです。

ある日、息が吸いづらいなあと思うことがありました。
遠いところに仕事に行った帰りに息苦しくなって、運転中でしたが「死んじゃうかも・・」と、危機感を感じたのです。そして、病院に駆け込んでみたら
「過換気症候群」。                                                              過呼吸と診断されました。
医師から「心の病気だ」と言われたけれど、全然ピンときませんでした。
けれど、翌日も息苦しさがなくならず、全く無自覚なまま、精神に効く薬を処方されたのです。
当時、最も忙しい時で、仕事は続けていたけれど、その合間は家に帰ってソファーに横になっていました。
そのうち、太陽の光が嫌で、カーテンも開けられなくなっていきました。
とにかく仕事も、家事も、完璧にやらなければいけないと、思っていた時でした。
実は、それ以前も、全身にじんましんが出たことがありましたが、あまり気にしていませんでした。
さすがに、この出来事は、無理すれば、カラダが反応するんだと思い知らされ、自覚するようになりました。

それがきかっけになって、全て、完璧にやろうという思いを手放すようになったのです。
好きなことだけする。
嫌なことはしない。
自分の心に正直でいよう!と、思いました。
全てをやろうとするのを手放すきっかけになり、自分らしくあろうと決めた出来事でした。

今、仕事先で、担当者から「りっちゃんは直球だから、わかりやすくって良いね」とか、
受講生から「先生は媚びないから、そこが良いね」なんて言われます。

さらに自分らしくあろうと、思うようになっていった結果かもしれません。

同窓会にいってみようか・・~転機その2~

仕事,仕事で走り続けていた頃って、自分の人生は,仕事だけでした。
無茶がたたって、少しずつ変化していきましたが、それでも、女性同士でランチに行ったり、
お喋りしたりすることは皆無でした。とにかく仕事関係のつきあいばかりだったのです。

そんなある日、4年に一度の同窓会のお知らせをいただいて、ゆとりが生まれたのか、余裕ができたのか、
ふと、行ってみようかなあと思いました。
インストラクターになって以来、初めてのことでした。
参加してみると、自分が全く経験しなかった楽しい時間であり、仕事以外の付き合いも
とても大切なのだとよくわかりました。

その時の体験は、第2の転機になり、今は、より自分らしく、バランスを保っている感じです。

次回は・・・

律子さんの生きた軌跡を伺いながら浮かんだ言葉は「猪突猛進」
自分のゴールを明確に定め、様々な出来事が起こる中で、より前進するためにどうしたら良いのか?
ひたすら取り組み、懸命に頑張っていた時代から、さら柔軟に自然体になっていくことの大切さを
とても感じました。

まるで物語を聞いているようで、人は変化し続けるのだなあと思います。

次回は、律子さんの考え方。向き合い方。
そして、そこからうみ出る行動語録をお伝えしていきます。

 □ ものさしは「すき」か「嫌いか」

□ 「決める」ことと「決めたい」の違い

 □ 自分と向き合う

 □ 自分を信じる  などなど・・

清々しいくらい、本当に直球な律子さんのお話。                                                  体験から生み出されるお話は、みなさんの心のストライクゾーンにバシっと入ってくると思います。

乞、ご期待ください。

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Sue Storoblさんその2

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こんにちは!人生に花咲コーチYUIです。

 

「人に学ぶ」 は、文字通り人から学びたいという思いで始めました。

コーチング講座やセッションで多くの方のお話を伺いながら、
人は、わかっちゃいるけど、前へ進めない時がある。
前進していこうとするけど、今の自分から一歩が踏み出せない時があるとつくづくと実感します。

そんな、あなたに、
魅力あるリーダーにインタビューさせていただき、その考え方、
人との関わり方、関係性の創り方、行動などを伺い、お伝えすることから何かヒントを掴んでいただけたらと思って、始めました。

頑張っているリーダーの行動とその源の「思い」は重い!、
私自身も学ばせていただきながら、頑張るあなたへ贈ります。
実践し続けているリーダーの「思い」を是非、お読みください。

今回はSue Storoblさん。
人は、カラダの健康、心の健康、があってこそ生き生きと輝きます。
病気と共に生きてきた、なんて微塵も感じさせず、モリンダ社と提携し、ノニジュースを世に広めようと世界中を飛び回る女性です。
素敵なSueさんの、魂の言葉をお伝えします。
Sueさんの言葉から、彼女の雰囲気が伝わることを願って。

SueStrobl流、ベーシックライン

私は「素直」

私は尊敬できる人に言われたことは100%言う事を聞くわよ。
世間的に言えば、好き嫌いが激しいのかもしれませんね。
友達はよくわかるらしい。
合わない人は避けて歩いているって、よく言われる。

ニックネームはニワトリよ(笑)
3歩歩いたら、過去は忘れちゃう。

 

病気だと、人に思いをかける余裕がない。

だから、心が狭くなる。
お母さんが病気なら、家が暗くなる。
私の実家がそうだった。
だから、私はまず自分が元気になって家の中を明るくしたいという思いもあった。
だって、朝、娘の朝ごはんを作ってあげたことがなかったから。
起きられなかったけれどね。

 

余裕を持つ

大病したときなど、なんで生きているのだろう?と考えたわね。
で、この世のなかで何をすべきか、考えるようになっていった。
例えば、離婚訴訟中だとしたら
「何のために生まれてきてなにをすべきだろう?」 
「私の人間性をどうやったら高められるか?」とは考えられない。
「どうやったらこの男と別れられるかしら?別れたあとにどう経済的な安定を得るか?」
など、物質的な自己中心的な考え方が先ですよね。

余裕がないと目の前のことに精一杯で、正しい判断もできなくなるのではないでしょうか。


賢者に聞く

理不尽にも、友人の子供が難しい病気になってね、
「なんで30代で死ぬような難しい状況が起きるのか?」って、ある人に聞いたことがある。
そうしたら、こう言われたの。
まあ、完結していないのですよね。
産みの苦しみ、死の苦しみを人間は繰り返さなければならない。
理不尽だろうと、今生ではそういう事なのでしょう。

聞いて思ったのは、限りがある人生を、どう生きていけばよいのかと
人生のしまい方を考えたほうが良いということでした

人生の目的は?

目的は?っていうと、
その時々、自分に起こる出来事や役割と共に変わっていくと、考えたほうが考えやすいかなあ。

私の感覚では、高校時代は面白おかしく、大学時代は友達ができて、何の因果かご縁か、結婚する。最初は楽しいけれど、そのうち、子供ができる。すると責任が生じる。
子供には、社会に迷惑をかけない人になって欲しい。弱者に手が差し伸べられる人になって欲しいと思った。
ということは、子供を育てていくにあたり、経済も精神状態も安定する環境が必要なわけね。
自分が満たされて、初めて人に手を差し伸べられるから。
それから、親の私がしたことが、いつか、子供に還ってくるような気がするから、自分の行動も、より責任が生じると思った。私らしくある、ということと共にね。

 

どうしたら、一番目の前の人の役に立つだろうか?

人生を春夏秋冬に例えるなら、私は、冬の時代に入った。
少しは修行してきたつもりよ。
私自身、本来なら死んでるかもしれないのけれど生かされているわけだから、
そう思ったら、会う人との見方が変わった。
この人の人生がちょこっとでも良い方向へ向くにはどうしたらよいかしら。
そういう思考に変化した。

若い時は考えなかったですよ。楽観的でしたから。
けれど、周りの人の人生や見たり、自分の人生を経験する中で、
いいことも嫌なことも辛いことも起きることを知りました。

 

本気になったら1つや2つはできる。

大事なのは「時間」
みんな同じ時間を与えられているのに、凄いことやる人も、やらない人もいるでしょ。

「時間」は、スペアタイムとパートタイムという考え方がある。
スペアタイムは、余った時間でやること、
パートタイムは、自分で時間を作ってやること、

両方とも時間的には短いけれど、全く違いますよね?
本当にやりたいことがあると、時間は作れるものです。

 

過去は生ゴミ。

忘れた方がいいんですよ。
変わらないんだから。
それより、今から変わる方が良い。

私の20年来の友人は、乳がんも経験しているけど、明るくてね、けろっとしてる。
さっぱりしている。
辛い思いをしたから明るくなれる。
抜けてきた人は明るいですね。


人の役に立ちたい

Q,スーさんはビジネスの経験はないのですか?

私は、アメリカに行きたいと思った以外に何かしたいと思ったことがない。
生活のために働く必要もなかったしね。

同時通訳や翻訳をしてたけど、どこかに属したことはないわ。
エンパイアビルでオーディオを借りてみて。
「日本語」版は私が翻訳したのよ。
二晩位徹夜したけど、日本人のために、という思いがあって、したのよ。

「僕は両親と一緒に移民としてきました。最初に済んだのはクイーンズというところで、
マンハッタンの方向を見ると巨大なビルが立っていました、これがエンパイアビルです。 」
という調子よ。フィーは安かったけど、でも、日本人に役立つ、だからした。

私はね、人も仕事も、意味がないと思えば言わないし、しないけど、あればするの。

 

NYでテロで起きたのはきっかけだった。

夫から電話がかかってきて「テロが起きたよ、テレビをつけてご覧」と言うから見たら、
2機目が突っ込んだ瞬間が映し出された。。
人は死ぬ。あっという間に死ぬ、と思ったこの事件が、ビジネスに向かうきっかけになった。
その時に我が家に来てた友人は、手作りのサーフボードを制作するメーカーを自ら起こしていたけど、作る過程でボードの微細なチリを吸い込んでしまう職業病みたいことになっていて、体がボロボロだった。
で、彼に「私はビジネスするわよ、あなたも一緒にどう?」と、誘った。
突然だったから、その時は断られたけどね。
自分の気持ちに正直。

何かに属するのは嫌。

決めたら、実行する。

 

世のなか、全て人間性とタイミング

「私」は、実践編です。
あなたが100万円欲しいと言ったら、それをどうやって手に入れてあげられるだろうか?と思う人なの。 その知識も能力もツールも持っているわよ。

でも、私がそう思わない、また、私がいくらそう思ってもあなたがそう思わないなら、成立しない。

世の中は全てそう。
結婚もそうよ 。
お互い、その時のタイミングでいいと思ったときに、成り立つ。
それがあったら、何か一緒にできると思っている。
合わなかったら、できない。

自分の枠

でもね、みんな、自分の枠を決めているでしょ?
これ、やっちゃいけない。
やりたいけどできない。
母親はこうあるべき。
とかとかね。
例えば、子供って一緒に長くいれば良いわけではない。
10時間だらだらいて何もしないお母さんより、2時間でもキチンと向き合ってくれて
濃い時間を過ごすお母さんの方が良いんじゃない?

私は「その枠決めてるのはだれ?」って言いたい。
枠は、自分でいかようにも広げることができますよね。

 

種をまくにも刈るにも時がある

聖書のことばのなかに「全てのことに時がある」と書かれてあるの。
聖書は世界で一番売れている、世界のベストセラーです。
あれほど売れている本はない。
ずっと昔から読み継がれている本でしょ?

聖書は、おとぎ話よ。化学では猿が進化して人間になった。聖書はアダムとイブ。
でも、おとぎ話だから嘘ではなくて、事実でもないけれど、「真実」が書かれている。
で、すべての事にはタイミングがあるっていうのは、簡単に言うと、種をまくにも、刈るにも時がある。 ってこと。

例えば離婚したいって思っても、どんなにしたいと思ってもできないときはできないのよ。
私はできなかったわ。4年辛抱した。でも、別れるときは1日で別れたのよ。
1日でブッ壊れたのだけど、その代わり4年間、どんなにあがいてもできなかった。
すべてのことには時がある。
だから、できないときには無理にしないほうがよい。
自然となる、機は熟したという言葉と一緒。

聖書ではありとあらゆる例を載せて、真実が書かれている。

私は、休みたい時に聖書を読みます。
「あせるんじゃないわよ、書いてあるじゃない」 って思うの。


 


自己責任だからね。

思考することを大事にしてる。
思考中だと、じーっと動かずに考える。
頭の中で、ずっとプロセスを作り出して、たどって、答えが出るまで考えます。

人生は何事も自己責任だから。

 

坊主めくり

Q,.目の前に現れ続ける多くの人、スーさんは、どう人を見極めるのですか?

マッサラです。
イメージでお伝えすると、相手を舞台にぽんと乗っけている感じ。それを見ている。

すると、舞台に乗って、相手は勝手にパフォーマンスしてくれる、勝手に見せてくれるの。
で、この人、こういう人なんだって思うだけ。

 

判断はするわよ。

例えば、坊主めくり。私が探しているのは姫。でも坊主が多い。
世の中もそうでしょ。めくっていると坊主ばっかり。やっと姫が出たと思って、舞台にのっけてみていると中見は坊主じゃん。そうかと思うと、坊主だと思ってみたら中見は姫。てこともある。
本人が気づいていないだけ。
「ちょっと、あなた~。実は姫なのよ。」って思い出させてあげるのが私の仕事。

 

勝手に去っていく。

坊主だからって、私は、去れとは言わないですよ。
でも、生涯、友として考えるかというとないかもしれない。価値観が違うから。
人は必ず死ぬでしょ。時間は有限。
誰のためにどのくらいの時間を裂くかが、私にとっては大きなテーマなの。
お金より何より有限性のある時間が最も大事。

 

離れた人のその後を見ると、離れてよかったんだなあ

と、思う。辛い思いはいっぱいしているわよ。
いっぱい騙されていますからね~。

騙す人って騙すからね。
でも、私は、守られているのよ。離れていくべき人だったんだなあと思う。


昔、父に言われたこと

お前は女だからね。そんなこともないかもしれないけどね。
商売っていうのは人がいろんな話を持ってくるよ。持ってきた人が変な人だったら乗るな。
でも、持ってきた人が良い人だったら、乗っておけ。
全ては人であるんだよと、教えられた。

 

期限のないプロジェクトってないでしょ?

テニスで言えばフレンチオープン、ウインブルドン、USopen、オーストラリアオープン。
選手は、一年の流れを掴んでいるでしょ?だから今日何をやるべきか、明確にわかる。

期限、目的、ゴールを決めて、目指すことで、先が明確に見えてくる。
オリンピック目指そうよ。どうなるかわからないけど、やってみようよ。てことですね。

 

ハウツーやってもダメ。

でもね、わけのわからない人がハウツー覚えても身にならないと思うわ。
何のためにやるのか明確でないといけませんね。

 

ビジョンの描き方

ある人を見ていて、ハッとしたことがあるの。
山のぼりしているとします。
私なら、登頂するために必死に登り続ける。
でも、その人は、到達する遥か前に、今の山を登りながら、次に登る山を決める。
で、登頂した瞬間、一気に下山して次を目指す。

女の人はこういうビジョンを描くのが弱いのでは?
登りきったら、満足してしまうのかもしれませんね。

今の私のやり方は、その人から学びました。
そして、パートナーも決めます。
断られるのもOKだという前提でね。
好きな人にパートナーになろうといいます。

 

現在~この先

今の仲間たちは、みんな普通の人。考え方も環境も過去も全く違うけど、あるところで共鳴し合って一緒につくろうという思いで、「ネクスト」と名づけて活動しています。

私の信念は、出会った人と共存共栄を一緒にしていこうということ。
人の人生をしつこく質問するでしょ?それって、私の持つツールが役に立つかを見極めているんですよ。
それによってその人にとってプラスになるんだったら言わせてもらおうと思ってね。
丸いループがあって,私から見て外にいたほうが良い人、中にいたほうが良い人を勝手に判断しているの。

2年と期限を決めて、プロジェクトチームを組んで、今、取り組んでいます。

日本を応援することに最も力を入れていて、出張先は日本が一番多いです。
それから、今、興味があるのはインドです。
この2年、出来うる限りのリクエストに応えてどこにでも行きます。

で、2年後は、動物愛護のボランティアを主軸にしたいと考えている。
見返りを求めないボランティア。精神面の充実は大きいから、やってもらうよりやったほうが良いのよ。

 

最後に

Sueさんは、一見するとNew Yorker.

明るくて、元気で、生きる活力に満ち溢れている魅力ある女性です。
けれど、その明るさの奥にある死生観や思いを伺い、さらに魅了されました。
次回は、私がSueさんから学んだことをお伝えしてまいります。
Sueさん、ありがとうございました。
お読みいただいた皆様、ありがとうございます。

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