突き動かされる。つながる。

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人生に花咲コーチ、ユイです。

人に学ぶ「番外編」です。

先日、私のリーダーブログを読んだ方から、
「子どもが運動系大会で、プレッシャーにつぶれ、
実力が発揮できず、落ち込んでるんだよね。
ぜひ、読ませたい。」
と、言ってくれた。
その落ち込みたるや、見ててかわいそうなほど、だそうだ。

子供に限らず、大人も、そんなことって、たくさんある。
「人前で上がってしまい、プレゼンがうまくいかなかった」
「あれだけ、準備したのに、本番でうまくいかなかった」
様々にうまくいかないことがある。

私自身も同じ。
その度に「失敗は成功の元」と、思って、
何をやらかしても、その先があると
心に言い聞かせて、日々、すごしてきたし、今も同じだ。

でも、今回は、様子が違った。

育児系コーチング講座のご依頼は、時折舞い込み、
長年、提供し続けている。
一番、最初の講座は、受講者のママたちの冷た~い視線に包まれ、玉砕。
死にたい思いで帰宅したのも、今では、良い思い出で、
最近は、回数を重ね、コンテンツも構築し、淡々とできるようになった。

でも、今月末の講座は、スタートから違った。
お友達から、我が子が通う学校での講座依頼の1本の電話。
その思いを聞くうちに、ぐいぐい惹き込まれていった。
そして、学校に事前インタビューに伺ってみて目撃したのは、
先生方の子どもに向かう純粋でプロフェッショナルな対応だった。
まっすぐに、立ち向かっているその姿に感動しながら、
こんな学校があるんだと、思った。
そして、保護者の苦悩。
メールで、「先生に質問」も頂いた。

何か、違う。

そんな折、娘の同級生の死。
余命数ヶ月で入学したそうだが、3年生の秋、逝った。
最後まで、希望大学に夢をつなぎ、病床で勉強を続け、
発表の日に逝った。
今も書きながら、涙がでてくる。

その2つの出来事が、私を突き動かした。

生きている「今」しかない。
私が関わる方に幸せになって欲しい。
コーチングを役立てて欲しい。

そう思って、矢も盾もたまらず、一晩で一気に冊子を書き上げていた。
全49ページ。
その後、修正もしたが、10日間で完成。
そして、最初に講座を依頼したお友達にデザインをお願いした。
彼女は、チラシや様々なツールのデザインのプロ。
売れっ子で、相当忙しいのだが、快く請けてくれて
短期間のなか、徹夜で、仕上げてくれた。

今、手元にある印刷前の原本。
こんなに素敵な仕上がりになるなんて・・・。

自分で書いたのに、読んで、感動しているのは、
どういうものかわからないが、
自分ひとりの思いから離れ、多くの人とつながっている感じ。
とでも、言えばよいのだろうか。
自分のものであって、自分のものではない気がするのだ。
神様に書かされた感じだ。

生きていれば、必ず行動し、そこから未来を創り出す。
自分の努力で克服し、前進していくものだと思うが、
自分の思いを手放して、もっと、深いところにつながると
自分でも信じられないようなチカラが出る体験だった。

何のためにしたいのか?
自分がする行動の先に、それを見て、聞いた人、体験した人に
どうなって欲しいのか。
仕事だって、同じだ。

そして、人と分かち合い、感謝し、思いにつながる。
そんな素晴らしい体験だった。

全てに、心から感謝。

 

 

 

行動する理由は、様々ある。

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