人に学ぶ第3回 Sue Stroblさん その1

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こんにちは。人生に花咲きコーチYUIです

「人に学ぶ」は、魅力あるリーダーに突撃インタビューをさせていただき、お伝えするブログです。
考え方、人との関わり方、行動など、その魅力のエッセンスを伺い、お伝えしていきます。

今回は、抗えない宿命を味方に、今を生ききるリーダーの登場です。

第3回めは、Sue Stroblさん。NewYork在住の日本人女性です。

Sueさんは、人をその気にさせ、やる気にさせる。そして、頑張ろうという思いに繋がらせる、すごいモチベーターです。
知的でエレガントな物腰とパワフルな迫力に、グイグイ引き込まれ、あっという間に私もSueさんのファンになりました。
その魅力は、単にやり手に営業ウーマンだからでは、勿論ありません。
Sueさんの発する言葉を聞いていると、魂から発している言葉だと思えてならず、私の心の深い部分で共振を起こしました。
そんなSue Stroblさんの考え方、行動のエッセンスを伺い、お伝えしていきます。

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心を揺さぶるモチベーター

Sue Stroblさんは、モリンダ社が提供する「ノニジュース」を多くの人に広めようとグローバルに活躍している女性です。NYを拠点に、世界中を飛び回っています。ご主人はドイツ人。全世界に40万人社員のいるグローバル企業のアメリカ現地法人の元CFO。お嬢さんはアメリカ屈指の大学院で博士号取得し、社会貢献をしている才媛。写真はリチャードギア氏主催のパーティーに招かれた折のツーショットです。他にも著名な経済学講師のお姉さまとの長年にわたる交流や、時々日本のTVにも登場する、アメリカで最も有名な日本人MCとの交流(実際にその方とばったりお会いし、本当に驚きましたが、率直なコミュニケーションを聞き、本音でお付き合いしているのだとさらに驚きました)。
伺うほどに、その人脈の凄さに唖然としながら、セレブとは、彼女のような人を言うのだと思いました。
一方、ご本人は嫌いだとおっしゃいますが、同時通訳と翻訳の凄腕スキルを持つキャリアウーマンという側面もお持ちの方です。

その容姿にも驚きました。
実年齢は最初に伺っていましたが、どうしても見えない!(女性ですから明かしませんが、今も嘘?と思います)
また、私がインタビューするつもりでお会いしたのですが、「鈴木さんのビジョンは何?」「このインタビューをして、どうしたいの?」「あなたってどんな人?」などなど、私をまっすぐ見つめ、単刀直入な質問を数々するスーさんに、脇の下が汗でぐっしょりになりました。
けれど話していくうちに、 私を尊重し、理解しようという姿勢、少女のような好奇心、暖かさに魅了され、あっという間に引き込まれていきました。

魅力的でパワフル。まっすぐで、そして自己責任を全うしている女性。
Sueさんのおはなしを、幸せになりたい全ての方たちに読んでいただけたらと思います。

Sueさんの語り口をできるだけ、そのままお伝えします。
素敵な雰囲気が伝わることを願って。

 

軌跡その1 誕生~留学、アメリカへ

私は、東京の代々木生まれです。明治神宮、三宮の側でした。代々木と原宿の中間あたり。
一人娘で、父は事業をしていました。うちには、じいやがいました。
母はお嬢さま育ちで、病弱だった。年中、寝ている人で、家のなかは、結構暗かったかな。
私もカラダが弱かったの。幼稚園なんて知らなかった。小学校も半分くらいしか行ってないのよ。
結核もしたし、一年中、風邪をひいているような有様でした。当時の写真は、年中、お布団のなかで撮った写真ばかりで、首には大体白い包帯、巻いていました。中は、ネギよ。
(注:熱を下げるのに首にネギを巻く民間療法がありました)

でもね、家族と一緒に食事をしていて、食べ物をちらっと見ると、即座にそれが目の前に来るような、そんな世界観だった。

ある時にね、小学校から帰ってきたら、家に風呂桶がないの。
なんで?って、思ったら、父が、よその家の人にあげちゃったっていうの。
子沢山の家で、銭湯代が高くてお風呂には入れないって聞いて、じゃ、うちの風呂桶もって行けー。
そんなことが当たり前にありました。

それから、帰ってくると、知らない人がずら~っと並んでいて、夕飯時に、握り飯を振舞うということも結構ありました。私もね、家の下に浮浪者を囲ってましたよ(笑)。囲ってたわけではないけど、食事を提供してたのよ。で、彼、警察に捕まったんだけど、そのとき「嬢ちゃんありがとうね」と、言ってた。

今も続けている動物愛護は、小学校のころからしています。
原宿で外国系の団体が経営している動物愛護団体によく出入りしていました。

思春期のころは、ロカビリーが流行っていたのだけれど、私は決して行かせてもらうことはなかったわね。跳ねっ返りだったと思うけど、がんじがらめだった。

アメリカには高校3年18歳で行ったの。
13歳の頃から考え始めて、17歳の時に決めて、18歳で留学させていただきました。
簡単に言えば、単に日本にいたくなかったの。親の監視下で、ルールの中に生きていたくなかった。
で、母に頼みました。
「17年生きてきて飽き飽きした。私はお母さん達とずっと一緒に生きる自信がないわ。だって、つまんないんだもん。ここにいたくない。勉強をしにアメリカに行きたいからお金を出してください」って。
そうしたら、お金を出してくれた。後で聞いたら、乳母日傘で育った娘でしょ、言いだしたら聞かない。後に引くわけないから言う事を聞かないと家出するかもしれないと、思ったのですって。
で、母が父に「言いだしたら聞かない。首でもくくったらどうするんですか」と説得したのだそうです。
1ドル360円。大卒給料1万円の時代で、飛行機代は10万円以上していました。
当時、留学は大変で、事前に外務省の役人のインタビューがあったの。財産証明のためです。何かあった時にアメリカから日本に送り返す運賃がなかったらいけなかったのよ。で、最低100万円位必要だった。当時の大卒1年生の年収10年分です。
東京オリンピックの1964年。「飛行機は危ない」という母の一声で、8/2に横浜のサウスピアから、船で旅立ちました。「さようなら~」とドラマのごとくね。今も花柄のスーツの写真が残ってるわ。

 

留学~結婚~現在

Q,アメリカでホームシックになったりはしませんでした?

NO。一回もない。帰りたいと思ったこともなかった。
私は、嫌なことが嫌なの。
自分の気持ちに正直で、その時に感じたものが全て。

アメリカに行こうと思った以外は、こうなりたいとか、こうなろうなんて考えもしなかった。
世間なんて知らなくて、遊びにも行かなかった。

何かをしなければいけないということに陥ったことはないの。
お嬢さんと言われたらそれまでだけど、困るということを経験しなかった。
大学時代は、ルームメイトと共に過ごしました。
彼女は今も私の大切な友人よ。

けれど、母の具合が良くなくて、大学を中途で、日本に帰国しました。
そして、ご縁があって結婚しました。
それから9年後に離婚。
彼の問題で離婚しましたが、慰謝料をいただくどころか彼の再就職先も世話して離婚しました。

そして、次にご縁があったのが今の主人です。
ニューヨークで出会い、それ以降、ずっとニューヨークに住んでいます。

病気の話

大人になってからも多くの病を経験しました。
胃潰瘍もしたし、子宮内膜症もかかりました。月に3週間は、痛み止め漬け。強いモートロン。
イブ系で、炎症止めです。そして、卵巣がんになりました。
卵巣がんの前は、大腸に潰瘍がよくできていました。
大腸のポリープを取ったら、これが前癌症状で7つ取りました。
当時はね、マンハッタン中のトイレの場所を知っていたのですよ。
レストランで食事したらトイレに駆け込むような日々だったから。
あげたりさげたり、食中毒は年中。
ぐちゃぐちゃでした。
それから、声帯のガン。超進行性。

子供が9歳の時に卵巣がんと言われたの。
そうしたら、多くの人がやってきて、健康食品などを持ってきました。
半分の人はお金儲けのために持ってきて、半分の人は本当に心配して持ってきてくれた。
判断はつかなかったけど、色々と試してみたわ。

そして、勉強を始めました。
Dr,マロンジェルと言って自然療法医で、ペンシルベニアの山奥で神がかりみたいな治療をする方と、スコットガーソン医学博士、アーユルヴェーダ医学の資格も取得した人。この方たちに学び、治療を受けました。
私自身もアーユルヴェーダを勉強し、瞑想もしましたよ。
瞑想はね、最後はそれになる。あまりに体調悪いとね
当時、血圧上90下40。朝、起きられるわけないですよね。
低体温症、35.6度。一度低いのよ。ガン体質。体重45キロ。今は60キロ。私の身長は167センチ。
ニックネームはごぼう。顔中にメンチョウができていた。しみだらけ。髪の毛ボロボロ。すごかった。

同時通訳をしてて、とても緊張があって手から汗が玉のように出た。すごい緊張だったのだと思います。数日で40万円位の報酬でしたけど,お金なんてどうでも良いと、思いました。
お金の価値はわかるけど、ね。

母のことだけど、心臓の治療を長年していて、アメリカに呼んで治療しました。
アメリカの医者は「心臓は悪くありません。ただの喘息です」と言った。
当時、日本の医者は心臓病と言っていたけれどね。そして半年いて治療し、その後帰国しました。
それから薬がなくなったのだけど、体調が悪くて渡米できなかった。
そして、心臓麻痺で死にました。日本の医者は「ほら、心臓が悪いでしょ」と言っていた。
けれど、調べてもらったら、心臓は悪くなかったのです。

 

Sue Strobl流ベーシックライン

 

人には、抗えない宿命があるとSueさんの話を伺ってつくづくと思いました。
自分に課せられた宿命をどう味方につけ、人生を切り拓いていくか?
次回は、死と向き合ってきたSueさんの生きるベースの言葉の数々をお伝えしてまいります。

☑ 全てはタイミング

☑ 聖書

☑自分が一番

☑過去は生ゴミ!

☑  自己責任

☑ 這い上がれない人の特徴

☑ 坊主めくり

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人に学ぶ ~choice~

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スタートにたつ

「仕事」を辞書で引くと、
何かを作り出す、または、成し遂げるための行動
生計を立てる手段として従事する事柄職業
したこと。行動の結果業績
と、あります。

創り出すにしても、成し遂げるにしても、まん然と行動した結果というより、先に「こうしたい」「こうしよう」と決めて、そこに向かって得た結果の行動が仕事といえるのかもしれません。

「こうしたい」「こうしよう」と決めることを、コーチングの考え方では「ゴールを決める」といいます。
1.自分のしたいことにつながる。
2. その意味づけを明らかにする
3. 選択する
少しずつ、どうしたいかを探り、考え、チョイスしていきます。勿論、自ら。

マラソンでもサッカーでも、スポーツには明確にゴールがあり、そこに向かって、全力で頑張るように
人生も、向かいたいゴールを決めることから始まるのです。

結果を出し続けている経営者の方たちのお話を伺っていると、非常にゴールがクリアです。
クリアになればなるほど、すべきことが明確になっていきます。

どこに向かって、事を成すのか?

まずは、自分の未来を選択する。
そこから未来がスタートするのです。

私にコーチを依頼するクライアントさんも、未来を選択する、choiceするために、私を雇うケースも多いです。

とは言っても、これがまた、難しいなあと、多くの方の話を伺いながら、思ったりもしますが。

なかなか、決められないのが人の性

「選択する」ことを様々な検知から実験し、検証し、紐解いている選択化学という本によれば、

社長の平均寿命と従業員では、社長の方が長い。
理由は「裁量権」つまり選択権の大きさによる。

動物園の動物の寿命は、野生の動物よりはるかに短い。
なぜなら、「選択」することができないから。

スーパーで品揃えを豊富にすると、売上は逆に下がる

我が子の延命措置をするか否かの究極的選択。
判断は親がするより医者に委ねたほうが後悔は少ない。

どうやら、自分で決められることは良いけれど、選択しがあまりに多かったり、
責任が重すぎると負担のほうが大きくなって決められなくなることもあるようです。

「決めること」とは、他の選択しを手放すこと。
そして、決めたリスクも一緒に引き受けることです。

そう考えると、決められなくなるかもしれませんが、
それでも、人は大なり小なり、無意識にでも意識的にでも何かを選択して行動します。

例えば、
私はスポーツクラブに通っていますが「痩せたいけど、痩せないのよね~」という話をよく聞きます。
そういう人のやり方をよく聞いてみると、自分にとって楽しい運動はするけど、それ以外はしていない。
つまり、言っていることと行動が伴っていないのです。
意識していないけど、楽しむことをチョイスしているのです。
「どうしたいの?」
そう尋ねると、改めて、自分が何を求めているか考え出します。

自分にとって、何が大事なのか?

どうしたら、満足できるのか?

自分の思いに気づくこと。

とてもシンプルで、とても大切な、最初の一歩です。

 

日本人の傾向

幸せ感の考え方、捉え方として、典型的なアメリカ人は、個人主義であり、自分をユニークな存在とみなし、自分という視点から外の全てを捉え、観ているのだそうです。
常に自分に問いかけ、目標、望み、価値感などから分析し、判断する傾向が強いのだそうです。

それに対して、日本人は、何かをするときに自分が舞台に立っていると捉え、他人から見て自分がどう見えるか?他人の目を常に意識し、自分がどう思うかは、後回しの傾向が強いのだとか。責任感から義務を果たして、うまくやろうとし、そうした無言のプレッシャーから不安感が増す傾向が強いのだそうです。

「あの人のせいで、私はこうなった。会社がこうだから、仕方ない。」
不平不満が溜まっている人は、自分が何をしたいかより、周囲や義務を優先する心優しき人かもしれませんね。

でも、人生は自分のものです。
そして、今生は、ただ一度きりです。

「後ろ指さされない行動をする」というチョイスをして、実行していくのもゴールです。

「○○を実現する!」とチョイスして、向かうのもゴールです。

 

ハッピー×喜び=ゴール

できること、何か行動を起こすことで、自分がハッピーになる。
そういう記憶を私たちは、もっているのではないでしょうか。

赤ちゃんが初めて「ま~ま」といった。お座りした。立ち上がった。
「できた」「できた」と周りは喜び、応援し続けるチカラが強力な後押しとなって
さらに何かをしようと、自分で、してきたのです。

また、コーチングセッションで、お話を伺っていると100%クライアントさんが言うことがあります。
「私は、人の役に立ちたい」

いろいろ考えると複雑怪奇、ですが、原点は、案外、シンプルなのではないかと思うのです。

自分がハッピーになって、かつ、人に喜ばれるゴール。
自分らしく、ユニークで、唯一無二なゴール。

何をしたいかを自らチョイスし、素敵なゴールを描く大切さ。
結果を出している経営者の方たちから学んだひとつです。

 

賢者の言葉

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あなたの時間は限られている。

だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。

ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。

それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。

他人の意見が雑音のように、 あなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。

そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。

それはどういうわけか、あなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。

それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

by スティーブ・ジョブズ

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人に学ぶ 宇田榮二氏

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こんにちは!人生に花咲コーチYUIです。

人は、自分らしくいられ、安心できる場にいるときに、自分に対する観方が広がり、世界が広がっていくのだそうです。

新しいチャレンジをし続け、より良い結果に結びついていく人は、その土台となる「安心安全な場」を作る達人なのかもしれません。

あなたは、人をどう見て、どう捉え、どう反応していますか?

その人の良い面と悪い面、どちらに目に向けますか?
そして、そこからどんな会話を生み出し、発展させていますか?

「人に学ぶ」 は、文字通り人から学びたいという思いで始めました。
魅力あるリーダーにインタビューさせていただき、その考え方、
人との関わり方、関係性の創り方、行動などを伺い、お伝えしていきます。

頑張っているリーダーの行動とその源の「思い」は重い!、
私自身も学ばせていただきながら、頑張るあなたへ贈ります。
実践し続けているリーダーの「思い」を是非、お読みください。

 

宇田榮二さん

第2回目にご登場いただくのは、有限会社テクノ、代表取締役の宇田榮二さんです。
テクノさんは、既存の工場設備全般をフォローする技術系アウトソーシングの会社です。

2000年に起業以来、14年間、黒字経営を続けており、帝国データバンク、東京商工リサーチなどに問い合わせると返ってくる答えは「優良企業」です。

仕事は、14年間ほとんど営業しなくても、人の紹介で広がっていっているというから凄い!と、思いませんか?

宇田さんにそうした黒字経営の秘訣、大事になさっていること、実践していることを伺っていると、なぜ成功し続けていくのかがわかるような気がしてきます。
 
宇田さんの語り口、とてもソフトで笑みを含んでいるような感じ。
淡々と語っていて、あまり、すごいことを語っている感じではないのですが、そんな雰囲気もお伝えできればと思います。

宇田流、実践哲学。
宇田さんの語り口のまま、お伝えしてまいります。

 

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ドラえもん、知ってる?

ドラえもん

のび太がドラえもんから気に入らない人を消す道具をもらってね、
ちょっと面白くないことがあるたびに、ジャイアンを消したり、誰かを消していくうちに、最後は、自分ひとりになっっちゃったんだよ。
人の面白くないと思った部分で、付き合えばそうなると思わない?
だから、人の出来るところを見て、付き合うことが大事なんじゃないかな。

私は、下請けさんや社員さんなど、自分より下の立場の人に
威張ったり、馬鹿だのちょんだのとは、一切言わないよ。

みんな、良いところがあるからね。

相手の得意なところ、これができるということ、できないところ、ともに見る。
力量を見極めることが大事だと思う。

そして、出来るところを役割分担しながら、してもらう。
できないところをやれやれと言ってもできないからね、そこは、フォローする。

仕事に対する姿勢も同じ

お客様に「できない、NO」と、言ったら、終わっちゃう。
だから絶対にできないとは、言わないよ。

例えばね、 一流のホテルマンは、絶対NOって、言わないんだよ。
その代わり「こちらに、こちらに」と、提案していくうちにお客さんは満足していく。
最初にお茶が飲みたかったお客さんがいつの間にかコーヒーで満足する。

自分からNOといってはいけない。
「わかりました。少しお時間ください」という。
そして、何ができるか、考えていく。

でも、信条は、ダメなものはダメ。

ダメなものは何?と言われると、自分のものさしになっちゃうんだけど、会津藩の「ならぬことはならぬ」と一緒で、モノの道理をわきまえて行くことが大事。
世間体を気にするわけではないけれど、世間の人が8割反対することは通らないですよ。

技術系の仕事をしているから「答え」って、決まっているんだよ。
将棋で言えば定石通り仕事しなければダメ。
損得じゃなくて、ね。

 

見栄を張ってはいけない。

知ったかぶりをしない。
何事もプロがいるんだから、聞けば良い。

例えば、機械の修理は、悪いところを直さなければ動かない。
技術の仕事は結果がはっきりしているから、どんなに講釈ぶっても、直さなければ意味がないんだよ。
腕の良い人も、悪い人も、結果が全て。

だから、知ったかぶりはしない。
分からなければ「恥ずかしながら、教えてください」って言っちゃう。

職人の世界は、自分の技術力の高さで仕事をしていくか、
代人のスタンスで、みんなをまとめて、仕事してもらうという姿勢のどちらか。

私も、わからない技術は高いお金を出して買うから、
その時々、置かれている立場で、自分のスタンスを明確に取る。示す。を大事にしている。

生半可は、しない。
知らないことを知らない、っていう。
間違っていたと思ったら、謝る。

常にそうしないと、誰もついてこないんじゃないかな。 

  宇田写真3

初心を忘れてはいけない。

自分が一番大変だったとき、
会社を辞めて何人が味方してくれたかを考えると、
積極的に協力してくれる人が多くて、本当に嬉しかった。

それで、今に至っているわけです。

だけど、人間って天狗になっていく。
特に「社長、社長」って呼ばれているうちにね。
自分はね。

だから「社長」って言わせないようにしてる。
最初に自己紹介する時は「社長の宇田です」と、いうこともあるけれど、
社員でも協力会社さんでもお客様でも「宇田さん」って呼んでもらう。

自分がどんなに優秀でも、一人で出来ることは限られている。
会社の成長の中では、 ある一定の過渡期に強いリーダーシップも必要だけど、
みんながやってくれるから、トップでいられる。みんなのおかげで、自分があるんだよ。

それから、お客様のところでも、相手から見たら、
「社長、社長」って呼ばれたら、あまり気分よくないでしょ?

だから、「宇田さん」ってみんなから言ってもらいます。
一番大事なこと。「初心忘れるべからず」です。

自分から、争いごとは作らない。

あえて自分から敵は作る必要もないから、争わない。
自分の信念で、正しいと思うことを言っちゃって、相手がカチンときたなら仕方ないけど、


Q,宇田さんが考える争いのもとってなんですか?

  自分の感情。やっかみ、嫉妬など、もとは私的な感情だと思うよ。

Q.やっかみ、妬み、嫉妬心が感じられる人にはどう接しているのですか?

 相手にしない。対等にはならない。同じ次元にたたないようにしてるよ。

建設的に話していく

仕事における意見の対立は「争い」じゃないでしょ?
だから「どうしていく?」と、建設的な話になれば、全然難しくない。
納得してもらうまで話していけばよいと思ってる。

職人さんと話していくときに「まずは、やってみなよー」と、言うことも結構ある。
頭ごなしに、あまり言わないよ。
本当に忙しくて緊急なときは頭ごなしにいうこともあるけど、基本的に言わないね。

ひとつひとつの知識はみんな持っているんだよ。
でも、それを頭の中で全体を組み立てられる人は案外少ないんだよ。

特に職人さんは頑固だから、やれ、って言えば、やるけど、後々しこりが残る。
だから、その人の信じていることは、必ず尊重しながら話し合っていく。

 

俺のところは再生工場ってよく言われるよ。

他のところで、トラブル起こして孤立してたり、我が強い人が結構、集まって来る。
だから、性格がきつい人も多いけど、文句言う人は、意見を持っている。技術がある。

自分の意見があるわけだから、最初に聞く。

「そうにしたいの?どうしたら、早く終わる?」って聞く。
それでよければ、そのやり方でさせる。
自分の思い通りにできれば、相手も嬉しい。

でも、おかしいと思ったら、徹底的に話し合う。
「あなたのやり方はわかったけど、施主さんの工事規定はこうだから、ここではこうしてくれ」

そう言えばわかってくれる。

「いいね、間違ってないよ」ってまず相手を認めるんだよ。
だって、自分が良いと思っていることを否定されたら、嫌でしょ。

キリスト教を信じてる人に、キリスト教の悪口は言わないでしょ?
でも、ここは仏教だからそれを尊重してね、って、そんな感じだよ。

で、分かっていくために図示化したり、徹底して理解させています。

 

うまくいくには、どうしたらよいかは常に考えている。

どの道を選択するか?順番をどうするか?
同じことしても順番が違うと怒られたり、褒められたりする。

どうせなら、喉が渇いている時にお茶を出したほうが良いように、何かをするときは相手がよりときめくほうが良い。

迷ったときは、自分が相手の立場になったら、どうしたら一番嬉しいか?を考える。
 
本人が充実感を持って仕事を任されるのと、
「これやって」と命令されるんじゃ、テンションが違うでしょ。
だから、いかに、今いるスタッフが一番良い状態で動けるか、それを常に考えている。

 

今いるスタッフが、一番良い状態で動けるにはどうしたら良いか、
それを常に考えている。

ひとりですることって限られている。みんなでしたほうが楽だし、可能性が広がるでしょ。

特に、本人が充実感を持って、ことにあたることが、大事だと思うんだ。
それって任されているってことかなあ。「これやって」と命令されるんじゃ、テンションが違うでしょ。
だから、いかに、今いるスタッフが一番良い状態で動けるか、それを常に考えている。

例えばこの作業するには、誰がいるか?この人はこれが得意、この人はこれ、というように常に頭の中で考え続けてきたよ。
(続きはお金の項をご覧ください)

納得させること。努力してるよ。

技術者、職人さんはプライドを持っている。
彼らに納得させるには、できっこないという仕事を目の前で、短時間でやってみせること。

「できたらどうする?」と最初に聞いて、
「できれば、なんでもするよ」と相手に言わせてからやる。

「できるから、見てろ」って言って、簡単にやってみせる。
これが大事。

もちろん、そのためには、一生懸命、勉強しなきゃいけない。
昔から何十年も努力してる。一生懸命努力しているつもりですよ。

でも、あまり努力しているようにみえないし、無難にこなしているように見えるようだけどね。
実は、努力し続けています。

 

付き合っている人が良くならなければ、自分も良くならない。

客先の担当者が、力がつくように応援する。
で、応援したことで、担当者にポイントがつけば良いと思っている。

でも!はっきり言っておきます。
「仕事をちょうだいね」って(笑)。

自分がもっている知識を、教えてと、言われたら、全て教えるよ。
だって、技術なんて、調べればわかること。

それより、発想の仕方が大事なんだよ。

パターン思考

仕事に関して言えば、パターンを作り出し、どのパターンか?何を組み合わせるか?を思考する。
パターン化することでどこに何があるのか思考の基礎としている。

例えばこの作業するには、誰がいるか?誰を使うか?
この人はこれが得意、この人はこれ、というように常に事前に頭の中で
立体的にシュミレーションすることをずっと、心がけてきた。

立体的に考えると、わかりやすい。
だから、あんまりメモはとらないよ。現場行って、何十桁もあれば書くけど、
メモとってもかけないから、見て、頭に入れたほうがわかる。
で、ポイントだけを覚えてくる。

 

神輿は軽いほうが良い。

会社もそうだけど、自分が代表になっている会でも、なるべく自分が前へ出ないようにしている。
神輿は軽いほうが、担ぎてが楽でしょ?
だから、トップは軽いほうが良いんだよ。

皆さんが、やりやすいように、自主的にやっていくことが大事。
そもそも、自ら出来る人たちの集団なのだから、あまり口出ししたりしゃしゃり出ることはないと思うんだよ。

ビーネット21も自分が会長になってからは会則をかなり薄っぺらに変えちゃったなあ。

自分の仕事のキモは?簡単に言えば、選択かな。
いかに状況判断して対応するか?皆さんが困っちゃったなあという時にぱっとする「選択」が仕事だと思う。

 

「お金」から見る、人への姿勢、仕事の姿勢、

おふくろは、面倒見が良くってね、ホームレスが来るとごはんあげたりしてた。
だから、おふくろのお葬式には多くの人が参列してくれた。

そんな、おふくろの口癖が「死んでしまったらなにも持っていけないんだから」

 

死んで、もっていけない。

あの世にお金もなにも持っていけないから、使っちゃえば良いと思っている。
もちろん、経済力はある程度なければいけないけど、
あまりケチケチしないようにはしているよ。
 

あなたは、どのくらい持っていたらお金持ちですか? って問われたら、
料理屋さんで躊躇なく、一番高いものが頼めるとしたら、今、お金持ってるなあと思う。
その程度しか認識ない 。

 

いつも言っているのは「人をタダで使うな。」

たとえジュース一本でも感謝の気持ちを表す。あるいは借りておいて、まとめて返す。
人をただで使えばその時は得したように思うけどね、人間関係がなくなっちゃう。

緊急の仕事で、夜中に来てもらったら、割増して払う。
だって、そういう時は、いくら払ったって欲しいわけだからね。

でも、うちがお客様に請求するのは、通常+交通費。
割増し請求はしない

まあ、それをずっと積み重ねて行っているので、今のところうまくいっている。
中には、通じない相手もいるけどね。

 

半日でも、終われば一日分の日当を払う。

仕事で大切なことは、全力投球して、すること。
全力でやるほうが怪我はしないし、真剣にやるから良い仕事をする。

時間で、だらだらすると怪我のもと。失敗のもと。

だから、時間調整してはいけない。
昼までにやるよっていえば、真剣にするじゃない。
本気でやれば終わるんですよ。

お昼で終われば、片付けて、帰って良いというよ。
極力そういうお願いの仕方するから、みんな一生懸命する。
手離れが良い仕事ですよ。

社員さんも同じ。仕事が終われば帰っていいよ、お茶飲んでなよ。
っていう。

時間調整しちゃダメ。
その代わり「これは今日中にやってね」といえば、真剣にやる。
全然問題ないですね。

 

あなたは今日、何をしに来たの?

と、今日する仕事をはっきりと理解していただく。そこを明確化しておくことは大事。
終わったらちゃんと確認してね、と申し添えておくと、仕事がキチンとできて早くなる。

その代わり、トラぶったりしたらすぐ呼ぶよ。

 

正直に言ってもらう

プライベートで何かあれば、休みたい。遊びであろうとね。でしょ?

だから、用事があって休むときは、前もって正直に言ってもらう。

バンドが趣味で今日は練習がある、ってなれば、仕事が忙しくても休みたいでしょ?
釣りが趣味で、その日が、解禁日だったら、休みたいでしよう?
だから、休みたければ、休め。ちゃんと、言え。って思っている。

もちろん、本人から言わせるようにしているけどね。

常に、「仕事」は万全に整えて臨んでもらいたいから、その人の多くを尊重したいと思っている。

 

お客様が困ったときに頼んでくるのは良いこと

ゴールデンウイークのさなか、業者にドタキャンされて、お客さんが泣きついてきたことがあってね、
仕方ないので、高い材料買って、特殊な工場で加工して、対応した。
こういう時に、助けてくれる職人さんがいるのは強い。
日頃、金払いよくしていると、うちの仕事を優先してくれるし、助けてくれる。

緊急で呼び出したとき、夜中に呼べばプラスアルファつけておく。上乗せする。

だから次も来てくれる。

信用をつける

社長業、日本は中小零細は個人補償。こけたら、社長が全て取られる。
だから日本は大変。

自分が会社を辞める目安は、銀行がお金を貸さなくなること。
だから銀行から、ちゃんと借りて、ちゃんと返す。
期限も少し早くね。3ヶ月借りたら、2ヶ月半で返すとかね。

うちは月末〆で翌20日で全て現金で払う。土日だと前倒しで払う。とにかく、借金してでも払う。
すると、協力会社の人がついてくる。金祓いが良いほうがいいし、現金が良いでしょ?

だから大手さんと直取引できる、今も某大手から取引させてくれと言われている。
信用を築くには、14年かかったけど、だからこそ大企業からも信用されるようになった。

 

この先

後継者の育成

会社を始めた時は、自分が食べていければ良いと思った。
自分の技術で嫌いな仕事は受けないで元請けだけして、食べていければよいとおもった。

ところが、だんだん人が増え、その人にも家族がいる。そうとばかりも言えなくなってきた
責任が生じてきた。頑張って仕事しなきゃね、ということになってきた。

Q,会社はこれからどうしたいですか?

これから先は、つぎの後継者に引き継ごうと思っている。
口は出さないようにして、これからを担ってくれる人にしてもらおうとしている。

自分でするなら全力でするけど、自分の思ったことを半分も出来る人はいない
と思ってる。自分と同じことを出来る人はいないんだよ。

だから、課題を渡して、ひとつづつクリアさせている。
全てクリアできたら渡そうと思っている。

 

最後に

宇田さんのおはなしを伺い、その柔らかな物腰の奥にある気骨に触れ、益々ファンになりました。
次回は、私が宇田さんから学んだことをお伝えしてまいります。

宇田さん、ありがとうございました。

お読みいただいた皆様、ありがとうございます。

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人に学ぶ

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人に学ぶ 宇田榮二さん

こんにちは。人生に花咲きコーチYUIです

「人は体験したことに耳を傾ける」といいます。
実体験の話はそのくらい、人の耳を開かせ、惹きこむチカラがあるのだと思います。
「人に学ぶ」は、魅力あるリーダーのかたたちに突撃インタビューをさせていただき、お伝えするブログです。
考え方、人との関わり方、行動など、その魅力のエッセンスを伺い、お伝えしていきます。

第2回めは、有限会社テクノ 代表取締役の宇田榮二さんです。

宇田さんビーネット21

 

安心感を創り出す人

宇田さんは、いつお会いしても、お洒落で穏やかな笑みを浮かべているダンディーな方です。
私が入会させていただいた異業種交流会Be-net21で、会の代表も務めています。
入会当初、緊張して参加していた私に、さりげなく接してくださり、
おかげさまで徐々に会に馴染むことができました。
また、同じ干支と伺い、同じ年の気安さも手伝い、親近感を感じておりました。

ところが・・・。

ひと回り上の同じ干支!と、判明。
でも、どう見ても、どう話しても、同じ年にしか見えないし、感じないのですが。

常に柔和な表情でさりげなく相手を尊重し、居心地よく接してくださる。
全く「上から目線」を感じさせない雰囲気は、さりげなさの達人かもしれません。
一方、きちっと、リーダーの責任を全うしていらっしゃる。
メンバーもリーダーが多い集団ですが、みなさん、自分らしく楽しく自立的に活動しています。
人生を楽しもうとする意欲、姿勢。
そして、人生のパートナーは30歳下の美女!

知れば知るほど、魅力的で不思議な感じ。な、男性です。
宇田さんのおはなし、特に世の独身男性に読んでいただけたらなあと思います(笑)

 

軌跡その1 誕生~学生時代

誕生~学生時代

生時は、母が産気づいて近所の助産婦さんのおうちに行く途中で生まれちゃったのだそう。

おうちは、大きな農家。4人兄弟の末っ子。3世代同居。ときに他人とも一緒に過ごしてきた

少期、兄姉に怖い話をされては、よく泣いていた。
年の離れた兄姉、祖父母、出稼ぎの人たちと、飲食をともにしたりして
いつも10~15人位の人たちと一緒で、大人に囲まれて育った。
記憶にあるのは、当時は、やることもないので、周りの人がしていることをよく見ていたことと、
大工をしていたおじさんに将棋を教わり、定石がある事を知り、夢中になっていた。
人とは、どう付き合うのかなあ?などと、考える生意気でシャイな子供だったかなあ。

学校高学年あたりから、少しずつ、母に言われたのは
「中学生になったら自分で何でもするんだよ。お前は、長男じゃないんだから、
自分で生きていかなければならない。他人の世話になるんだからね。
何しても良いけど、警察ざたになったり自分より弱い立場の人を困らせることはしないでね」

学生になってからは、弁当も洗濯も自分でした
(長男は作ってもらっていたけど)
中学時代は、結構奥手で、男女関係なく、誰とも意識せずに付き合っていた。
勘違いされて年下の女の子が手紙をくれたりもした。
異性として意識しなかったので、どんな子でも同じように接していたからだと思う。

団塊の最後の世代で、常に生存競争。
高校入試も3.5~5倍などの倍率で、中学の先生から、「お前はダメだろう」と、言われた。
けど、自分だけ、試験が受かった。

悪運が強いんですよ。後で聞いたら補欠で受かったんだって。

校時代、それまでは、背が小さかったけど高校で約30センチのびた。
朝5~8時まで、魚市場でせりの準備をするアルバイトと、実家で、バイトをしていた。
当時、実家がガソリンスタンド経営をしていて、資格をとってバイトしてた。 
国家資格なので、ちゃんと大人と同じバイト料もらって、資格を取るとお金になると知った、
初めての経験。
で、もらったお金で、写真が趣味だったのでカメラや現像する機械を買っていた。

学校では、科学研究クラブで、実験したり、化学反応を起こしては遊んでた。
あとは生徒会の機関紙を創る活動をして、他校に取材しに行ったりした。
当時は、県内の高校生徒会が集まって、一緒に活動したり、協同して文化祭などもしていたんだよ。
振り返って見ると、様々なジャンルの人とつながって、色々な人と友達づきあいをしていた。
番長クラスともつながっていたりして、ケンカの仲裁役もしたよ。

今から思うと、異業種会みたいだね(笑)

そして、おふくろは17歳の時に先に死んじゃった。
思えば、自分がいなくても困らないようにしてくれたのかなあと思う。
で、今も、掃除も洗濯も料理も苦じゃない。

 

会社員~起業、現在

業後は住友化学に入社。
会社を受けるときに、先生から「お前、高校入学時は補欠で入ったのになあ」と感慨深げに
言われた言葉は今でも覚えている。 .

入社後は、中間幹部候補として3年間教育を受けた。
現在ある基礎知識の90%は、その時に学んだと、今も感謝している。

けれど、5年間在籍したが、当時は、光化学スモッグなどの環境汚染がひどく、
こんなところにいたら死んでしまうと思い、退職。

退職後は、Uターンし、アルバイトなど経て、地元企業に入社、24年間在籍。
子会社として、設備部門をゼロから立ち上げ、創りあげ、成長させた。
最初は、某大手メンテナンス会社に顧問料を払い、ホテルの仕事のアウトソーシングを学んだ。
今では、当たり前のトイレの紙を△に折るなどは、当時は画期的なことだった。
その後、某大手ホテルとご縁があり、何十年と設備担当として常駐させていただいた。
長らくいたため、社員だと多くの方が勘違いしていたほど。
設備の仕事だけでなく、ホテルマンのサービスなども大いに学ばせてもらいつつ、
揺るぎない信頼関係を築いていった。ホテルの皆さんが社員旅行に行った際など、
ナイトマネージャーとして総権限を持たせてもらったりした。

そんな順調満帆なあるとき、自社で承服できない事案が起こり、イエスマンばかりの中、
反対したのは自分だけだった。
それを気に退職。

そして、退職から2ヶ月後、
限会社宇田テクノを起こし、現在に至る。

宇田さん、起業以来、営業したことがないのだそうです。
前職とは、一切かかわらない。ゼロから仕事を取っていこうと決めて、スタートしましたが、
蓋を開けてみれば、以前、一緒に仕事していたお客様の社員さまとか、様々な人たちが
新たな仕事を紹介してくれたのだそうです。
もちろん、ご縁を作ってくれた仕事のその後は自助努力はしています。
そうして人に助けられ、ご縁をいただきながら、成長曲線にのり、今に至っているのだそうです。

 

宇田流ベースライン

そんな「宇田流仕事のベースライン」を勝手ながらまとめました。
次回は、宇田さんが信条とし、実践していること、仕事に向かう考え方、人との接し方、
などをお伝えしていきます。

☑ 人は天狗になる
☑ ならぬものはならぬ
☑ 全部、教える
☑ NOと言わない
☑ 考え方
☑ モチベートする

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関わる姿勢

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農二懇親会
昨夜は娘の高校の役員懇親会だった。

私は、学年本部役員。
3年間、ほぼ同じメンバーで学年行事を主導する役員のひとりです。

この会がとても興味深い。

1年生の時は、はじめまして!
どんなこと、できるのか?
どんな人なのか?
よくわからないから、互いの腹の探り合いだった。

2年生になると、ハロー!
皆さん,最初は控えめに、でも、徐々に素直に主張し始めた。
どんな人なのか?
何を考え、何が好きなのか?
どんな特性を持つ人なのか?
より互いを知ろうとし、主張する人はウエルカム!な雰囲気が漂い始めた。

そして3年生。我らは仲間だ!会議もニコニコ。

と,いうふうに変化してきた。
個々人の感じが掴めてきたから、
どんなこと思っているの?
と、更に互いを知ろうという雰囲気が良い感じ。
小中とも味わったことのない、このフレンドリー感。

以前のPTAのイメージは、緊張感が漂う空間だった。
今、めちゃめちゃ楽しい。
もちろん、ほかの皆さんも楽しそうに見える。

リーダーは、こうするよ、と方向性や意見も言ってはみるものの、
結構、お好きにどうぞ!という感じで、メンバーの活躍ポイントを見ている。
メンバーは多彩。
自分の意見を常に主張する人
ケンカにならないよう気遣いをする人
楽しもうと盛り上げてくれる人
周りの雰囲気をよく見ている人

様々なタイプの人がほどよくミックスジュースになっていく。
自己主張する人が良くも悪くもお手本となって、
いつの間にか主張しながらも配慮し合う関係性まで発展してきた。

チームビルディング、
共感、配慮、主張。
キィーは楽しむこと。素直でいること。
最も大事なのは「どうしたいのか」の共有

可能性に目を向けるか?
無難にこなすことに目を向けるか?
自分に焦点を当てるか?
人に焦点を当てるか?
良いところを見るか?
嫌なところを見るか?

少しの違いが大きな違いを生み出す。
と、実感。

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人に学ぶ 霜鳥明子氏 第2回

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こんにちは!人生に花咲コーチYUIです。

「達成したい」「こうなりたい」
そう思ってても、裏腹な行動をしている自分にハッとすることってないですか?
そんな人の話を聞いていると、面白いことに、どうしたらよいのか、本人は答えを知っています。
でも、わかっちゃいるけど、したくないのか?変えたくないのか?気づきたくないのか?

いずれにしても、人が一段高く成長する時「わかっちゃいるけど、できない」自分と
遭遇しながら「知っていること」と「していること」のギャップに向き合っていくものでは
ないかと思います。

で、少しは成長したなあ・・と思うと、また、次のステージへ。

まあ、一生勉強なのかもしれませんが・・・。

「人に学ぶ」 は、文字通り人から学びたいという思いで始めました。
魅力あるリーダーにインタビューさせていただき、その考え方、
人との関わり方、関係性の創り方、行動などを伺い、お伝えしていきます。

頑張っているリーダーの行動とその源の「思い」は重い!、
私自身も学ばせていただきながら、頑張るあなたへ贈ります。
実践し続けているリーダーの「思い」を是非、お読みください。

霜鳥明子さん

第1回は、株式会社 至誠堂 代表取締役の霜鳥明子さんです。
㈱至誠堂さんが、大事にしているのは、相互コミュニケーション。

霜鳥さんは、共有していくこと。皆が自主的に考えていくこと。協調していくこと。
行動を起こすことを大切にしているリーダーです。

会社の方針。決めたこと。売上、などフルオープン。
今現在、起きていること、発生した問題も社員さんと共有。
問題との関わり方も、当事者を中心に関わったすべての人たちと
なぜ起こったのか?原因は何か?どう対処していくか?何を改善していくか?
皆で自主的に考え、改善していくのだそうです。
また、ノルマは、社員自ら決め、動いている!と伺い、驚きました。

社員一人ひとりの自主自立を目指し、自らも行動し続けているという
霜鳥さんのベースライン~「思い」「考え方」「行動」~を伺いました。

明子さん

霜鳥流ベースライン

自分を好きでいる

私は「自分が好き」です。
自分を認めることを大事にしています。
人から褒められたり認められたら、そりゃあ、嬉しいけど、
自分で自分を認めれば「自己成長」につながります。
だから、常に「自分にとってどうなんだろう?」って大事にしています。

 

素直って最高のPOWER

私、素直だと思いますよ。
人に対しては「この人、何考えてる人?どんな人?」って、思います。
なので人を見て、ホーっと思うことがたくさんあります。
娘を見ても「かっこいいなあ~」と、思ったら真似しちゃいますよ。
すべて勉強。先生はどこにでもいるのです。

目の前の人を先生と見れるかどうか?が大事だと、思います。
自分のなかで「子供だ」と思ったら、その見方だけになりますものね。
だから、人に対して、あまり決めつけない。

貪欲なのかしら。
笑っちゃうけど「神様も仏様もキリスト様もみんな私の味方になってね」って、思うのです。
バチがあたりますかね~・・・。

 

同じ人間じゃん!

立場、上下、年齢など根本的には、あまりとらわれないかなあ。と、思います。
子供も、社員さんも、たまたま私のところに来てくれた”縁”のつながった尊い人。
それは、自分より社会的ランクが上の方であっても、です。

 

好きも嫌いもOK

仕事上、個人=会社として、それらしく振る舞う必要があるときは、そのようにするけれど、
基本的に、人からどう思われようと、あまり気にならないです。

来るもの拒まず、去るもの追わず。

あまり嫌いな人も基本的にいないみたい。
ただ、私と歩けるか、歩かないか。
相手が決めたら追いかけません。

どんなに頑張っても自分一人ならワンマンパワー。
人が集えば、倍数・倍々数に増していく。
目の前の人の考えを取り込めると広がる。
どんどん大きくなっていきます。

そのパワーを創る最も大事な点は、ひとりひとりが自分を認め、
互いを活かし合い、協力して行動していくことだと思っています。

だからね、自分も偉い、すごいと同じように、み~んな偉いんだよ。すごいんだよ。
と、思うのです。

 

でもね、人ってわからないことだらけ

だから、興味・関心があって、知りたいなあと思います。
いろいろと試したり、いじくってみたり、します(笑)

娘を産むこともそうだったなぁ。
生まれた日から自分でオムツを替えて、おっぱいをあげたりして、たくさんいじってみた。

そうしたら、生理みたいなおしるしがあって、とても驚きました。
聞けば、女性として正常な機能がある証明なのだそう!
人は、わからないことだらけだから、興味・関心があります。
知りたいから、たくさん試します。

自分が自分であるように、人もまた人。百人百様。

基本的に、自分だったらこう接して欲しいと思うように、人に接するよう努力します。
すごく、難しいことですけれど・・・。
自分が尊重され、こうされたいと、いうように、相手に接したら、気持ち良いでしょ。
逆に、人を思い通りにしようと接して、思い通りにならなければ腹が立つ。
だから、相手を思い通りにしようとは思わない方がラクなんですよ。
話していて、修正したほうが相手のためかな?と、思ったら一生懸命伝えます。
でも、相手との関係によっては気を悪くするようなことは、伝えません。
そこは大人の裁量だけどね。

 

思いにつながってカラダを動かす

「~しなさい」と言って、相手がこちらの思い通りに動かないのは、逆ストレスでしょ?
相手をこちらの思い通りにさせようと思うより、自分で、思うように行動すればよい。
相手が気づかないなら、こちらがやっちゃえば良いのです。
自分がすれば気持ち良いし、必然的に自分の行動もバージョンアップする。
ちゃんとココロの思いとつながってカラダを動かせば、自分を大事にしていくこと
につながる。それは、人を大事にしたいことにつながると思います。

 

ちゃんと答えているかな?という自問を常にしている

「目の前の方は何を求めているのかな?ちゃんと答えているかなあ?」と、思う。
お客様も、子供も、社員も。

人、人、人、人、人

「ちゃんと答えているかな」という自問を常にしている。

 

アリの目とトリの目。両方で見て、考える

「~であらねばならない」とは、あまり思いません。
将来に対しても。人に対しても。
将来、こうなったら良いなあ、という全体像の願い(トリの目)は持ちながらも、
今、目の前のこと(アリの目)に集中する。
「今」と「未来」に距離があってもOK。
今に集中すると未来も少しずつ見えてくるものだと思うから。

だから、今を大事にします。

「今」入ってきたことを観る。聞く。受け取る。
今が将来につながる。だから大事にします。
今、目の前のすべて(人、物、仕事、エトセトラ)を大切にすることが未来につながる。

「今」でしょ!って、すごい言葉だなあと思います。

 

運命

人生の振れ幅を逸脱した時、人って壊れるから、その振れ幅で生きるのだと思う。
その振れ幅のなかで、自分が選択して作り出すものが「運命」だと思っています。

 

GOODレンズとBADレンズ

大変な時ほど、良いことだけが見えるGOODレンズのメガネをかけます。
悪いことばかり見えてしまうBADレンズをかけてしまったら、益々しんどくなりますから。
ある時にこの話を聞いて「ああ、そうか」と思って以来、意識して、そう見ています。

いい話を聞いたら、まず、やってみようと思う。

いいか悪いかは、あとで考えれば良い。
自分の中に入ってきて、まずモミモミ。人も同じ。入ってきてモミモミ。
そして、出ていくことは、仕方ない。
実行できるかどうかはともかくも、来るもの拒まずが先。

できないって、言う人は、できないと自分で決めつけて、やらないからでは?
自分でブロックしたら、もったいないと、思いますよ。

思いを伝え続ける

「私はこう思う」という気持ちや考えは、伝え続けています。
そのツールが定期的に発信している「社長の一言

本当に現実をみるとか、今を大事にしよう、アリの目、トリの目とか
をいっぱい出して発信してきました。
そして、大事だ思うことを目線を変えて発信し続けています。
どう思うかは、相手にお任せですが。
社長の一言は、なんと900回超えの発信です!

認める勇気

「ごまかし」からは何も生まれない。生みません。
結果として、人からも認められないし、自分も人を認められない。
ごまかし続けるのは、自分が一番しんどいから、勇気をもって、現実をちゃんと見て、
認めることから始めます。

失敗した時の勇気

「失敗した」時は、非を認めます。
冷静に現実を把握して、素直に「ごめんなさい」と伝えます。
自分も社員も同じスタンスです。
クレームが起きたら、当事者を中心に、関わったすべての人で(会社においては全員)
考え、なんでこうなったのか話し合いを重ねていきます。
もっとあるでしょ?と、徹底して考えていきながら
そこから、得た結論を修正・改善策にして実践していきます。
認める勇気を持ってね。

失敗のその先

「辛い思いを克服しなければ乗り越えられない。
そういう時は、こういうことはみんなも起きるんだよ」
と言って、話し合う場を自分も作りだすし、社員さんからも作りだしています。

「どうしてこうなったの?じゃあ、みんなで話していこうね」
という雰囲気をみんなで作ってきました。

何か起こったら、確認をちゃんとしたり、皆が承知できれば、みんなの学習になるでしょ?
時間をかけて発信してきたけど、それを作っていったのは、みんなのチカラ。
みんなが作ったものをみんなが頑張る。
そう言う感じ。

 

怒ること

Q.霜鳥さんも怒ることってあるのですか?
怒るときは、怒りますよ。
でも、そこからトラブルに発展したらマイナスしかない。
怒っても良いけど、トラブルにならない方法を考えます。
怒りの究極は戦争でしょ?
だから、怒ったら、その決着をどうするか考えて対処するよう努力します。
わかってもらえないと泣けてくることもある。でも、怒りは何も生まないのです。
いま、怒っても何も生まないんだと、心に思って、軌道修正を図る。
私の言動が「まずい」と思ったら、その都度、修正します。
軌道修正はいつからだって、できるでしょ?

子供に対しては、特に、相手が納得するまでとことんつきあってきましたよ。
我が子だからこそ妥協しなかった部分もありますが 。。

 

 

過去、今、未来

かつて・・

自分が会社をコントロールした時代もあります。
すべて自分が把握し、何をどうするかを社員に指示していました。
それで、うまくいっていた時期もありましたが、会社の成長とともに、
いつの間にか自分が「関所」になっていることに、ある時、気づきました。
私のジャッジを待つために、仕事が滞おるのです。
そこで、手放そうと決めました。

最初は、ミスもたくさん出たし、大変でした。
でも、決めたら、戻りません。
なにか起こるたびに、問題の原因と対策を自らが考え、
実行するスタンスを大事にして歩み続けてきました。

自分がやると決めたことをやらないのは、自分がやらないと決めているだけ。
やれないと思っているだけでしょ?
それこそが「関所」なのです。

やっちゃえば良いのです。

頭の中に決めたことは、叩き込むと、できるのです。
自分で決めて、動いていくことが大事なのです。

時代とともに印刷業を手放し、広告代理業に移管して10年。
少しずつ、良いなあと思うようになってきました。

みんなと幸せになりたい。
そのためにどんな力を発揮できるか?
みんなのチカラが発揮できる環境を創る。
私は、ジグソーパズルのピースをつなげる役だと思っています。

これから

Q.今後の展望は?
私は固定概念がないし、そうでなくてはいけないというこだわりのようなものもありません。
アメーバみたいかな(笑)
型にはめずに社員全員が力を発揮できる環境を創り、
小さくても進化し続ける組織でありたいと願っています。

 

 

 

お話を伺って

皆さん、いかがでしたか?

リアル霜鳥さん、年齢不詳で、すっごく素敵な女性なのです。
ナチュラルで、素晴らしくさりげない気遣いをしてくださる。
そして、すごい存在感とともに放つリーダーシップ!
今回のインタビューでは、そんな霜鳥さんの魅力に直に触れる
体験をさせていただきました。

個人的に最も心の琴線に触れた言葉は
「子育ても人育て(人材育成)も同じだよ!」と、おっしゃった言葉。

そうだ!と賛同しながらも、お話を伺う課程で、本当にそれを地で
行っていることを知り、ますます感動しました!

「有言実行」の霜鳥明子さんに心から敬意を表し、感謝します。

ありがとうございました!

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人に学ぶ

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こんにちは。生に花咲きコーチYUIです

「人は体験したことしか語れない」といいます。
実体験の話はそのくらい、人の耳を開かせ、惹きこむチカラがあるのだと思います。
「人に学ぶ」は、魅力あるリーダーのかたたちに突撃インタビューをさせていただき、お伝えするブログです。
考え方、人との関わり方、関係性の創り方、行動など、その魅力のエッセンスを伺い、お伝えしていきます。

今回は株式会社至誠堂 代表取締役の霜鳥明子さんです。
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子育ても人育ても一緒

あるパーティーの席で、霜鳥さん、こんなことをおっしゃいました
「子育ても人育ても同じ」
興味をそそられ、その子育て体験を伺ってみると・・・
(子どもを)人として尊重し、接する。
自分を真剣に生き、常にオープン。
納得重視。
などなど、まるでコーチみたい!と、聞くほどに感心しまくり、
高じて、2013年群馬県子育て支援事業で講演して欲しいと
むりやりお願いするに至りました。
(ご自身は2人のお嬢さんのママ。現在、3人のお孫さんがいます)

講演会は、大成功!
参加したパパ・ママさん達、スタッフなど全ての人が真剣に話に聞き入っていました。
アンケートも「霜鳥さんの実話に感動した」「自分が真剣に生きる大切さを感じた」
「子育ては自分育てだ」「子育ては人育てだ」等の感想を多く寄せて頂き、
大切なことや真実は、いつも不変なんだなあと、改めて思いました。

軌跡

ご本人曰く、今が一番褒められるそうです。
そんな霜鳥さんの軌跡です。

(子ども~学生時代)
*子供時代 自他ともに認めるいい子。 素直で疑いを持たない、明るい良い子。
*高校時代 自我に目覚め、自分の思い優先の行動を模索し始める
*その後  卒業後、都内の桑沢デザイン研究所で3年学び、大日本印刷企画室内企業に入社。
 その頃、人生のパートナーとも出会う。 23歳のころ、家業に従事すると決め、Uターン。結婚。

(至誠堂での軌跡~現在)
27歳、長女2.5歳、次女0歳の時に離婚。その後も仕事を続ける。
33歳、先代社長(父)突然他界!金曜の夜、突然、具合が悪くなり、日付が変わった頃、帰らぬ人に。
月曜が友引だったため、土日に通夜・告別式すませ、月曜には出社していた。
「しっかり仕事を続けなさい」という父のメッセージだと思い、会社を続ける決心をする。
面倒見が良かった父のおかげで周囲からの応援がある一方、経営は厳しい状況だった。
しばらくは、母に代表をお願いし、実務運営に励む。
子どもの保育園のお迎えも時々忘れ、学校行事は必要最小限の出席。仕事中心の生活が続く。
この間、印刷業から広告綜合プロデュース業に方向転換を図る。
2006年、11月。50歳で代表取締役就任。
現在に至る。

Q.自分って、どんな人だと思っています?
(・・・と、尋ねて、わたしが勝手に選んだBEST1は)
「基本的に楽観主義なの」
起きないことを悩んでも仕方ない。起きたときに考えれば良い。
大事なのはベースラインを整えること。しっかり保っていったら、何か起きたときに対処出来ると思っている。
社員さんに対しても、事柄に対してああせい、こうせいと何か言うのではなくて、ベースの部分を上げていくこと。
人としてどうなの?というところを大事にして接している。

人はそれぞれデコボコあって当たり前。
それを生かし合うのが大事なことです。

霜鳥流ベースライン

本気で生きている人の話は、力強く、心の中に伝わってきます。
私自身、お話聞きながら、頑張ろうって、勇気づけられました。
人生を真に歩むヒントが満載です。

そんな「霜鳥流ベースライン」を勝手ながら、まとめました。
次回は、霜鳥さんが本気で思って有言実行していることをお伝えします。

(予告)
☑霜鳥流ベーシック
☑同じ人間じゃん!
☑アリの目とトリの目
☑人はわからないことだらけ!
☑認める勇気
☑失敗
☑怒り

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育自のための小さな魔法PART1 講座のご案内

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NPO育自のための小さな魔法

群馬では初開催になります。気楽に参加できて、心がほっこり。
自分を信じて頑張ってみたくなる。そんな素敵な講座です。

ちょっと元気がないあなたに、気楽にふらっと来て欲しい。
そして満面の笑みを浮かべてスキップしながら帰って欲しい。

自分に心からOkが出せる時間、
それはそれは素敵な時間をご一緒に過ごしませんか?

日時

2014年5月25日(日)

場所

ライフアップスクエア前橋
アクセスはコチラ

時間

10:15開場
10:30~12:30

参加費

2000円 (当日払い)

ファシリテーター

NPO育自の魔法代表山口ひとみコーチ&鈴木結子

お申し込み

お申し込みはこちらからどうぞ→こくちーず

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日々の活動の一端をご紹介します♪

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(行政・各種団体) 

八王子市協働推進課・東京都教育センター・大田区役所・浦安市教育委員会・群馬大学社会情報学部・平塚市教育委員会・文部省子どもの国・中小企業同友会・東京都立大学・目白大学・群馬県立桐生女子高校・前橋市教育委員会・群馬東毛歯科医師会・邑楽町ヤングプラザ・群馬県青少年育成事業団・群馬県桐生女子高校・群馬県子育て支援事業・高崎女性経営者の会(JKK)・川場村教育委員会・高崎市中央公民館・高崎市役所保育課・高崎市役所・倫理法人会(太田・桐生・渋川・藤岡・富岡・高崎)・国立西群馬病院・税務大学校・片品村振興公社など

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(企業)

㈱三共製作所静岡工場・本社・埼玉県信用金庫・大同メタル工業㈱・三菱重工業㈱・高崎ビューホテル・日立製作所・三井ホーム・NTT・関東建設工業㈱・ハルナビバレッジ㈱・水戸認知症ケア研究所・スターテング工業㈱など

(自主開催講座)

愛を語るWS (2)100点満足⑧

2009~2012 お母さんのためのペアレンツコーチ講座
2006~現在 ㈱カルチャー コーチング講座
2010~現在 コミュニケーション力を高め、人間関係をよりよくする講座
2012~2014 群馬県子育て支援事業
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結コーチングのおすすめ

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Coachというと、スポーツをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

少年野球からオリンピックの選手まで、スポーツ界にはコーチという存在が欠かせません。オリンピック選手などは、様々な角度から前進するために、複数のコーチがいるのが当たり前だそうです。どんなに優れた選手でも自分を見極め、修正するには限界があり、Coachは選手のもう一つの目といってもよいかもしれません。
望むゴールに向かって、選手を観察し、現状を見極め、必要なこと、不要なことを選手に伝え、どうしたらよいかを共に話し合い、選手とタッグを組んで創りだすコーチ。 

そんなコーチが傍らにいたなら、あなたの毎日、あなたの人生にどんな変化が起こるでしょうか?

 

私がクライアントとして、手にした成功。                          

コーチングを学び始め、半信半疑でお願いした人生初のマイコーチ。
それはとても感動的な二人三脚で、最初の成功を手にすることができました。
コーチと掴み取った最初の成功。
それは、自信を取り戻したことでした。

「それが何?」と、笑わないでください。
当時の私は、前職で謀略に合い、人も自分も信じられなくなっていたのです。
人の目が気になり、右往左往する日々。
けれど、人生は自分が創りだし、頼りにするのは自分です。
他人がどう言おうとも自分がどうしたいかが大事なのです。
だからこそ、ゆるぎなく自分を信じられることは最も大切で重要な土台であり、
心から自分を信じられるようになることは全ての基盤になりました。
そうして、次に手にした成功は、人生の革命を起こしました。

「2006年は年間100回、人前で話す」2005年にコーチと話し合って決めた目標です。
もちろん、何の手立てもなく、さらに人前で話すなど、私の人生にはない!そう思っていたころです。
無謀とも思えるこの課題、
2006年末、通算97回達成。
2007年120回。
2008年は165回達成しました。

こうしてひとつずつ、様々なコーチとともにタッグを組んで歩み続けていくうちに、
私の思考回路は完全に変化していきました。
できない言い訳を一切せず、本当にしたいのか?という自問自答と、
できるためにどうしたらよいか?を、考えるようになったのです。

コーチとの日々は、人生は自ら望めば、創りだすことができるものと深く心に刻み付ける体験でした。

 

コーチとしてクライアントに役立つ

「コーチとして成功したかったら、クライアントとして成功することだ」

尊敬するコーチから常々言われてきたこのセリフ。

確かにクライアントとしては成功した実感を感じましたが、コーチとしての私って、どうなのだろう?

クライアントが本当はどう思っているのか?

なかなか聞けることではありませんが、2009年、連続自主開催セミナーの参加者さんから、口々に「ゆいコーチ、ありがとう」と、感謝の言葉をいただいたのです。

あのセッションがきっかけだった。あの対話が大きな一歩だったなどなど、感謝の言葉は、コーチとして、皆さんから認知していただいたように思え、涙が止まらない体験でした。

前後してクライアントさんから「ありがとう」と言われるようになり、そして、体験してくださったクライアントさんから

その後も「また、お願い」と言われるようになっていきました。

パワフル×愛×ユニーク=結コーチング

自分を見つめ、磨き、欲しいゴールに遠慮しない。

自分を最高に愛し、自分こそわが人生の最高の応援隊長にし、かけがえのない盟友にする。

自分の習慣を棚卸し、必要なもの、不要なものをよりわける。

私のパワフルで愛を込めたユニークコーチング。

あなたが必要だと思った時にぜひ、ご自身で試してみてください!

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